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インタビュー インテリア キッチン ワークスペース

<インタビュー記事>大阪の中心から、新時代の朝焼けを臨む

2017年7月13日

西田辺。大阪の中心部の南端、天王寺を臨むこの地域では、古き良き時代の小気味良い残響が今でも聞こえてきます。駄菓子屋、八百屋などの個人商店が立ち並び、文化住宅が立ち並ぶ地域。第二次世界大戦での大阪空襲での被災から、持ち前の明るさで復興を果たした大阪の底力を垣間見ることができます。

「自分の人生は、自分で決める」–−− 昭和サロンは2016年に白谷直也さんと、ご両親の3人で開業しました。約50年前から、一家でグラフィックデザイナーとして、大手電機メーカーや、有名洋菓子店などの広告やパッケージデザインなどを手掛けて来ました。

現在の佇まいとしては、大正時代の色香を強く反映した坪庭と、当時の時代背景を反映したアンティークインテリアが特徴的なレンタルスペース&カフェとなっています。

もともと廃屋となっていた所有物件をどうにか使えないか。何か面白いことができないか。グラフィックデザイナーとして培った発想力は、常に白谷さんの創造性を刺激し続けていました。いつしか、健康・自由・お金の交わる最大公約数として、"場づくり"にたどり着きました。

"カフェは真剣にやったら本当に面白い" --- 白谷さんは笑顔を浮かべながら、創業時の心意気を語ってくれました。

元々は、昭和サロンの経営とグラフィックデザイナーを兼業でやっていこうと考えていましたが、やってみるとカフェ経営がいかに難しいかを思い知らされたと言います。何百杯もコーヒーを作る練習をする毎日。コーヒー豆の卸業者は、あまりに準備に没頭する白谷さんに対し、「いつまで準備をしているのか」と、創業日を指定されたこともありました。いつしか、昭和サロンの経営に専念するように。やがて、一つのことに諦めることなく取り組んでいると、白谷さんにとって信念に等しい、譲れない想いが芽生えます。それは"ブランドを創り、守っていくこと"。

「楽しく、面白くなければ仕事は続かない」人との会話をこよなく愛する白谷さんにとっての昭和サロンの意義とは、自身のコンセプトに共鳴する人たちのコミュニティを創ることでした。白谷さんは、チラシを配るなどの旧来的なマーケティングを好みません。その上、立地も住宅街の中心なので中々見つけることができません。でも足を運んでくれるファンがいる。彼らこそ白谷さんにとって生涯愛を注いでいく対象であることに気付いたと言います。

"自分に選択権が常にある状態を楽しみたい" --- その眼差しには、"100年キャリア"を誰に言われずとも体現する、強い志を感じます。

カール・マルクスは、「資本主義の中では、仕事が細分化され、やりがいや他人から疎外されてしまう」という労働疎外論を提唱しました。つまり、現代の会社という大きい枠組みの中では、仕事の全容が見え辛く、やりがいや、人とのつながりに喜びを感じにくいのではないかと考えられています。

「お金が世の全てではない」白谷さんのその姿勢は、資本主義に囚われてしまっている日本人が忘れかけている絆や、やりがいなど心を豊かにするものに気づかせてくれます。

 

<店舗詳細>

店舗名 : 昭和サロン

営業時間: 11:00〜17:00 , 20:00〜23:00

定休日  :  日曜(イベント時はオープンあり)・年末年始等

所在地 : 大阪市阿倍野区昭和町4-3-23

・レンタルスペース連絡先:TEL : 06-6622-0430
・カフェスペース連絡先:TEL : 090-7481-8701
・JR阪和線「南田辺駅」西口より徒歩3分
・地下鉄御堂筋線「西田辺駅」1番出口より徒歩7分

ホームページ:http://www.informe-siro.com/showa-salon.html

 

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